バラの耐暑性は品種によってまちまちですが、バラはそれなりに暑さには強いイメージがあると思います。そのためバラの夏越し?という感じはありますが、家のバラが梅雨明け前に調子を崩してしまったので、その経緯をまとめておきたいと思います。
最初7月上旬頃に気が付いた時は、茶色い葉っぱが出始めてそれが徐々に全体に広がっていきました。これはヤバいかもと思っても何が原因かは分かっていませんでした。
【コガネムシ幼虫対策】ダイアジノン粒剤!葉っぱの色が茶色くなってそれが広がっていくので、調子を落とす原因は何だろうと思いながら、もしかするとコガネムシかも!と思いついたので、まずはダイアジノン粒剤をとりあえずまいて様子をみました。
6月くらいからコガネムシは活動が活発になるとのことなので、それから卵がかえって幼虫が根をかじり出したとすると7月上旬くらいはちょうど調子を落とし始める時期かなと・・・ という風にこの時は考えていました。
株元がぐらついているかを確認すればよかったかもしれません。その時にそこに気が付けばよかったですね。まぁコガネムシ幼虫の被害が初期であればそれも判断は難しいと思います。
コガネムシの幼虫を確認する方法としては、根鉢をくずして確認する方法もありますが、この暑い時期に根をいじる方がリスクが高いと思うのであまりいい方法ではないですね。
夏場に根鉢をくずす植え替えはやってはいけないことの一つですから。
ダイアジノン粒剤で様子見が良いかもね。
その他の原因を考えると夏バテもあるかと。7月上旬は梅雨の真っただ中でしたが、今年の梅雨はあまり雨が降ってムシムシというよりも、日差しのある暑い日が続いていたような気がします。
鉢植えのバラが調子を崩してしまったのはそれも原因の一つだったかもしれませんね。
ということで、7月上旬から鉢植えのバラを家の東面に移動して半日陰で一時的に養生をすることにしました。
ダイアジノン粒剤を処置したことと半日陰に移動したことによって、1カ月ほどすると大分回復してくれました。
ポールセンローズの方はいったんボウズになってしまったので、枯れてしまうかなぁと思って心配していたのですが、まさかまさかの大復活です。
ピエール・ドゥ・ロンサールは花までつけています。
2つともここまで新しい葉っぱが出てきて回復してくれているので、この環境においておけば何とかなりそうです。
この冬に根鉢をくずしてコガネムシの幼虫を確認する必要はありますが、ここまで回復が早いということは暑さの影響で夏バテをしていた可能性が高そうですね。
今年の夏は家ではペチュニアも調子をくずしてしまったので、これまでのような育て方では夏を超えられないのかもしれません。近年の夏の暑さは、暑さに強いはずの植物でも少し気にかけてあげないと調子をくずしてしまうようです。
【夏越し方法 ①】今年の夏は暑すぎです! ペチュニアでも弱ってしまいました。ですので、安全に夏越しするには半日陰で管理するのが良いようです。
じゃぁね~ ばいばい~。