クレマチス・カートマニージョー、4年目の春。咲き誇る白い花に感謝を込めて

4年前の春、まだ小さな苗だったクレマチス・カートマニージョーを迎えてから、今年で4年目。毎年少しずつ成長を重ね、今年は過去一番の花つきを見せてくれました。

白く輝くような清楚な花が、株全体を覆い尽くすように咲き誇り、まるで「今年も元気だよ」と語りかけてくれているようです。そんな姿に、育ててきた時間の重みと喜びを感じています。

4年目のカートマニージョーの姿

朝の光を受けてふわりと広がる白い花たち。ひとつひとつは小ぶりながら、集まると圧巻のボリューム感。今年は枝がしっかりと広がり、まるで雪が積もったかのような華やかさを見せてくれました。

写真では伝えきれない存在感が、玄関まわりをやさしく彩ってくれています。まさに今が一番の見頃です。

2025年4月19日 カートマニージョー

カートマニージョーをここまで育ててきたポイント

ここまで元気に育ってくれた背景には、いくつかの工夫とちょっとした気配りがあります。

冬越し:寒さには割と強いので、鉢植えのまま家の壁沿いのところで特に軒下に置くわけでもなく冬越しできます。

剪定:花後には軽く切り戻しを。伸びすぎた枝は整理して、風通しと形を整えるよう意識しています。

支柱と誘引:昨年の花後剪定の後、支柱を立てて枝が倒れないようにサポート。自然な広がりが保てるよう誘引もやさしく。

鉢管理:根詰まりしやすいので2年ごとに植え替え。排水のよい土と、1週間に一度水やりの際に液肥を与えていました。

今年の花を見て感じたこと

今年は明らかに花数が増え、また花も大きく、株全体のバランスも安定してきました。葉もツヤがあり、病気の気配もなく元気そのものです。

日照の加減や風通し、そしてタイミングよく支柱を設置できたことも功を奏したように感じます。日々の観察とちょっとした手間が、やはり植物にとっては何よりの愛情なのだなと、あらためて実感しました。

2024年
2025年

昨年と今年の比較になりますが、写真では分かりにくいですが、明らかに花の大きさは今年の方が大きく存在感があります。

花後の手入れと、来年への準備

満開の姿を堪能したあとは、しっかりとお礼肥をして、次のシーズンに備えます。

剪定:花が終わり始めたら、全体を軽く整える程度に切り戻し。

肥料:緩効性肥料を与えて、夏に向けた体力づくり。

夏越し対策:直射日光と蒸れに注意。うちの置場は建物の東面なので西日が当たらないところで管理。

今年のように充実した花をまた来年も見られるよう、今から少しずつ準備をしていきます。

おわりに

カートマニージョーを育てて4年。年々株のボリュームが増していくのを見るたびに、植物と暮らす喜びをしみじみと感じます。

カートマニージョーは、私の印象では、それほど手のかかる植物ではないと思います。

手をかけるのは花後剪定と水やりくらいです。

それほど手がかからないのにも関わらず、春になるととても美しく咲き誇ってくれるので、これほどうれしいことはありません。

誘引の反省点はありますが、とてもきれいに咲き誇る白い花に感謝をしながら、今年も癒される春です。

【育て方とポイント】カートマニージョー 2年間の経験から
ミケ
ミケ

じゃあね~ ばいばい~。

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