うちのピエール・ドゥ・ロンサールは今年で4年目です。昨年は花の色がとても薄く、期待していた通りの色ではなかったので少し残念な思いをしていました。全体的にぼんやりしたピンク色で、本来の中心が濃いめのピンクで外側に行くほどクリーム色になる色合いではありませんでした。 ↓ 下の写真のような感じです。
好みは人それぞれだけどね~。
1.花の色が薄くなる原因
いろいろと調べてみたところ、花の色が薄くなる原因は次のようなものがあります。
① 株が若い。
② 冬の剪定が足りない。
③ 肥料が不足している。
④ 日当たりが悪い。
この中で、自分で何とかなるのは冬剪定と肥料に関してですね。どうにもならないのは日当たりですが、芽吹きの頃から日が当たるようになってくるので、これは問題ない範囲かなとは思っています。
2.昨年色が出なかった予想される原因
・まだ3年目のため株が若い。
・冬剪定は、株を大きくしたいためほどほどにしか剪定しなかった。
・寒肥えはしっかり与えましたが、活力剤は与えなかった。
・芽吹きの肥料を与えなかった。
・冬は日当たりが悪く、3月中頃にならないと日中に日が当たらない。
3.昨年の反省点からの対策
・株が若いのは対策ができないですね。時間の経過を待つことにします。
・冬剪定は結構短めに切り詰めました。フェンスの大きさに納めたいというのもあります。
・寒肥えはしっかりと与えて、3月中頃に芽出しの肥料を与えました。活力剤は忘れてしまいました。
・日当たりは仕方が無いですが、芽吹きの頃には日が当たり始めるので大丈夫と思っています。
4.まとめ
昨年よりも濃いめのピンク色が出ているので、少し改善されたような気がします。まぁ、ネットで見かけるほかの方が育てているピエールさんよりもまだ色が薄いですが、少し良くなっているので満足はしています。
完全に開いた状態でこの色ですので、まぁいいのかなぁと思っています。今年の反省点は活力剤を忘れた点です。あとは寒肥えの与える量を気持ち多くすることですかね。来年はさらに株は大きくなりますし、今年の反省点を改善していけばより良くなってくれると思います。
ちなみに挿し木苗 ↓ の方は、なぜか親株よりも濃い色が出ています。株の若い古いは関係あるのかちょっと考えてしまいますね。個人的にはこのくらいの色合いが好きです。
ピエール・ドゥ・ロンサールの挿し木苗 そろそろ開花好みの色合いを目指すのもいいですが、病気が出ないように消毒を頑張るのも大事ですね。今年は消毒の開始が出遅れましたが、今のところ目立った病気や虫の被害は出ていません。綺麗な花を見るためにはこの辺りも重要です。
バラの消毒の開始時期について。消毒をサボると黒点病の出かたは明らかに違いますね。後悔するよりは予防を頑張ってきれいな花を見られる方がいですもんね。昨秋ピエールさんは黒点病にやられました。その反省からいま頑張ってます。
じゃぁね~ ばいばい~。
・寒肥えには有機肥料です。私はバラの家のオーガニック肥料を使っています。
・元肥や追肥に使っているのはこちらの住友化学園芸のものを使っています。