お題の通りバラの消毒に関する備忘録です。
この秋に、うちのピエールドゥロンサールが黒点病にかかってしまい、けっこな範囲で葉が黄色くなってしまいました。
そのため既にダメそうな葉っぱは取り除いています。
その後に消毒を行いました。消毒の薬剤はローテーションで回さないといけないのですが、どの薬剤を使ったのかを忘れてしまうことが良くあります。
そうすると あれ? 次に使うのどれだっけ? ってなってしまうので、使う順番と時期を決めておけば間違えることがないかなぁと思ったのでここに記録をしておきます。
下の写真で一番左の白いボトルのアビオンーEは展着剤なのでこれは必ず使います。
展着剤とは:薬剤を均一にし、葉っぱへの付着をよくしてくれる薬剤
それ以外は殺菌剤と殺虫剤を組み合わせて使っていきます。その組み合わせは写真にある通りの組み合わせです。
① オルトラン液剤+トップジンM
② ベニカR+サルバトーレME
③ モスピラン液剤+サプロール乳剤
黒点病に関しては一度発症してしまうと、これらの薬剤は基本的に予防薬なので治ることはほとんどないです。そのため、先にも書いたようにダメそうな葉っぱはある程度取り除いてほかの葉っぱに移ることが無いように気を付けます。地面に落ちた葉っぱも掃除してきれいにしておくと予防になります。
希釈倍率と1ℓ(1000 m ℓ )当たりに使用する薬剤の量も忘れがちなので、これも記録しておきます。
単純に1000 m ℓ を希釈倍率で割ってあげればいいだけです。
次はローテーションの順番ですね。雨が頻繁に降るようだとジメジメして菌が発生しやすいので、短い期間で散布した方がいいのですが、おおよそ2週間くらいで回していこうと思います。
そうすると、予定としては次のような感じでしょうか。雨が続いてじめっとした感じだと間隔を縮めていかないといけないかもしれません。時期的には11月中頃まででいいと思うので、2周目の②についてはやらなくても良いかもしれません。
今年は盆明けからしばらく雨が続いたので、その辺りから消毒を再開するべきでした。そうすればピエールドゥロンサールの黒点病がひどくならなかったのではと思うと、そこは今年の反省点です。
来年は雨の状況を見ながらその辺りの判断をしていかないといけないですね。
ここで紹介する薬剤は私が使用しているものです。ピエールドゥロンサールのような大きくなるつるバラなどをお持ちの方はハンドスプレータイプの薬剤では足りないと思うので、薄めて使うタイプのものを利用するようになると思います。
これらの薬剤を希釈する時は、メートルグラスと計量カップを使うと便利です。
私は、噴霧器は手動式のものを利用しています。ノズルは長いものの方が便利ですね。
じゃぁね~ ばいばい~。