【球根の掘り上げ時期】黒蝶ダリアの球根堀り上げ

今シーズンは強風の被害を受けて秋に黒蝶ダリアの花を咲かせることができなかったので、球根の成長もどうかなと思っていました。まだ、霜が降りるほど冷え込んでいないのですが、昨年よりも枯れこみが早かったです。今日の時点で既にこの ↓ 状態です。

黒蝶ダリア

こうなれば球根の掘り上げ時期で、この日は2023年12月18日で昨年よりも1週間ほど早い掘り上げです。できれば霜が降りる前に掘り上げたいですね。

一昨日くらいから朝特に冷え込んで、霜も降りていたようなので先週のうちに掘り上げておいて正解でした。

【黒蝶ダリアの育て方】購入した苗を冬越しから夏越しまで。

今年の夏はとても暑さが厳しく、西日の当たるこの場所での夏越しは厳しかったようで、一度株がヨレヨレになってしまいました。それでも少し涼しくなると大分復活してくれて、これなら秋の花も期待できると思っていました。

夏バテ状態
夏越し後に復活

この状態で順調にいけば球根も大きく育ってくれたのだと思いますが、ここから悲劇が起きてしまいました・・・。

強風による被害
バキバキに

こうなってしまうと残念ですが、秋の開花はムリですね。この時すでに9月末でしたので、昨年秋の開花時期が10月中頃からすると、半月くらいの期間でここから開花までもっていくのは到底不可能でした。

11月12日の状態

写真の通り11月中旬頃でここまで回復しましたが、花芽が上がってくる前に枯れ始めてしまいました。

こんな状態でしたので球根の生育が心配でしたが、掘り起こしてみるとサツマイモのような球根ができていました。

2023年の球根
2022年の球根

昨年の球根の形とは全く違いますが、このサツマイモのような形が本来のダリアの球根ですね。

ミケ
ミケ

サツマイモみたいなのが本来のダリアだよね!

それから昨年と同様に発芽点がどこか分からなかったので、分球はせずにこのまま土に埋めて、鉢をビニールにくるんで床下に入れて冬越しします。

もう少し大きければ分球も考えましたが、咲かなかったらと思うとショックが大きいので・・・。

球根が収まる鉢に入れて
土を入れてビニール袋へ

この状態で来年3月の少し暖かくなってきたころに取り出して、ちょっと大きめの鉢に植えてあげれば冬越し完了です。

ちなみに発芽点はクラウンと呼ばれる球根がつながっている根元の部分にあるようです。

クラウン付近を見るとつぶつぶとした部分があって、これが発芽点かなぁと思ったのですが、はっきりとは分からないので分球することはやめておきました。

球根の根本のクラウン付近につぶつぶ
このつぶつぶが発芽点?
ミケ
ミケ

ビビりだから分球しなかったよ~。

また、今年春に植え付けた時の球根の状態を見返してみると、球根の根本というよりもクラウン部分から発芽していることが分かります。

今年春の植え付け時の発芽状況

このことも分球をためらった理由です。まぁ、とりあえずは球根が生育していたので、冬越しは昨年と同じ状態でおいておくので間違いはないかなと思います。

最後におさらいですが、球根の掘り上げは霜が降りる前の12月中頃で目安は地上部が枯れたらです。

ミケ
ミケ

じゃぁね~ ばいばい~。

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