クレマチスのカートマニージョーはとてもきれいで憧れる花ですよね。小さめの白い花が可憐で満開になったときは感動ものです。
クレマチスでも人気の品種だね!
そのカートマニージョーを購入したのは2022年の2月ですが、この花良いなぁ~と思って購入を考え始めたのはフローラ黒田園芸さんで花付きの苗を見かけたのはその前の年(2021年)からです。
はじめて見かけたときは購入しなかったのですが、そのあとやっぱり欲しくなり、確か翌週にフローラ黒田園芸さんへ向かいましたが売り切れていて、結局その年は購入できませんでした。かなり後悔をしました。(´;ω;`)
2021年は購入できなかったこともあり、次に見かけたら絶対に購入しようと何度もフローラ黒田園芸さんへ通いました。そういうわけで、やっと購入できた待望のカートマニージョーがこちら ↓ です。ちなみに価格はこの大きさで¥2,500くらいでした。いいお値段ですよね。
2年ちょっと育ててみた経験から、そのポイントを以下にまとめてみました。
一般的に開花期間は4月~5月となっていますが、販売されている株は早めに開花させているため、初年度の4月末にはこのように早めに花が終わっていました。
このように花が終わったところで剪定を行います。大体先端から枝の長さの1/3~1/2くらいのところで切って揃えます。
ですが・・、私はそれを知らなかったのでこのまま剪定をせずに花茎の部分だけをチョンチョン切って終わりにしてしまいました。
【カートマニージョー剪定時期】4月下旬に剪定と挿し芽に挑戦さらに2年後にはそれほど強く剪定をしなくて良いことを知ることになります・・・。
5月に入って花がほぼ終わり気候が穏やかな季節になったら鉢増しを行います。鉢増しの頻度は2年に1度くらいで行います。また、植え替えをしないで育てていると根腐れをしてしまうこともあるので、必ず植え替えはしたいところです。
ちょっとわかりにくいですが、下の写真は植え替えをした後のもので、水はけがいいようにスリット鉢に植え替えています。カートマニージョーは過湿を嫌うのでそのあたりを考慮しています。
カートマニージョーは耐暑性がそれほど強くありません。そのため高温多湿になる6月頃からは午前中は日が当たり、午後は日陰になるところへ置いて管理しました。風通しが良く湿気がこもらないように他の鉢とは間を開けてあげた方が良いです。
また、株元を見ていただくと分かりますが、培養土ではなくパラパラの観葉植物に使われる土を使って、かつ水はけの良いスリット鉢に植えています。
そのおかげか、無事に夏越しをすることができました。
下の写真は9月末の状態です。9月もまだ暑さが残っていますので引き続き8月までと同じ場所で管理しました。一部葉っぱが黄色や茶色の部分が出てきましたが、土が乾いたタイミングでしっかりと水やりをすることで9月も何とか乗り切ることができました。
ちょっと時間が飛びましたが11月中旬の写真です。夏ごろから少し黄色い葉っぱが出始めて、11月頃にはこのように枯れた葉っぱが増えてしまい、このまま株全体が枯れてしまうのかと心配になりましたが、これまで通りに土が乾いたところで水を与えるように基本的なことを継続しました。
それから1カ月ほど経過して少し寒くなってくると、全体的に紅葉したようにちょっと葉っぱが黄色がかった感じになりました。初めて育てているのでこれは枯れてしまうかもと心配になりましたが、『 慌てず騒がずうろたえず 』です。
結果、枯れてしまう葉っぱは出てしまいますが株が枯れてしまうことはなく、それほど心配はいらなかったようです。
2024年2月3日の寒さが一番厳しいころの写真も載せておきました。毎年このように枯葉は出てしまいますので気にする必要はないですね。
年が明けて1月の状態も12月中の頃とあまり変わらないため、ここでやっと大丈夫かなと思うようになりました。カートマニージョーは耐寒性はあるため、特に防寒対策はしませんでした。ただ、念のため軒下に置いて霜が当たらないようにだけ注意しました。それから日中は日が当たるところで日向ぼっこをしてなるべく光合成をできる環境におきました。
そして3月下旬になり、このようにつぼみがたくさん付いてきました。この時点で枯れてしまった葉っぱを落として掃除すると割ときれいに見えるようになりました。まだ色の悪い葉っぱはありますが、ここまでくれば安心できますね。あとは開花を待つだけです。
そして上の写真から4日後、このところ雨が続いていて日があまり当たらなかったですが開花していました。昨年の花と比べると小ぶりですが、満開になればきれいになりそうです。
私が2年間育てた経験から注意するポイントは次のようなところかなと思っています。
・花後は剪定:枝の1/3~1/2くらいで切ってそろえる。
(すべての枝を詰めないほうがいいかもしれませんが、風通しが良くなるように)
・鉢増し頻度は2年に1度、水はけの良い土で植え替え。
・夏季の置場は午後日陰になるところに。葉っぱの変色に慌てない。
・冬季は軒下などで霜に当てない。日向ぼっこも大事。
・つぼみが出てきたころに枯葉の掃除をする。
カートマニージョーは過湿を嫌うのと夏の暑さにあまり強くないようなので、夏越しが一番気を遣うところかと思います。昨年は夏場に葉っぱの変色があって、その後葉っぱが枯れてしまうところが出てしまったのも、もう少し気を遣えばそれもなかったかもしれません。ですので、今年の改善点は夏越しをもう少し工夫して葉っぱの変色を出さないことですね。
満開が楽しみです。
だいぶ咲いてきましたよ~。
【追記 2024年4月27日】
今年は3シーズン目のカートマニージョー。
昨年ネットで調べた通り、花後の剪定を行いました。下の写真は2024年のピーク時のものです。
何となくさみしい感じがしますよね。2023年のピーク時の状態 ↑ と比較すると花数が全く違います。
まぁ、きれいであることには変わりないのですが、こうして改めて比較して見てみるとこんなに違っていたことに気が付きました。
そんなこんなで、ネット情報通りの剪定で、今年は花数を減らしてしまいました。この教訓から今年の花後剪定はほどほどに、ただし高温多湿の夏に向けて風通しは気にするように、相反するようでちょっとむずかしいですが・・・。
それでも手がかかってもカートマニージョーは良いですよね~。
じゃぁね~ ばいばい~。