小さな庭をAIで磨く 〜理想のガーデンへ〜

ガーデニング 庭の手直し

秋も深まり、庭の植物たちがひと休みする季節になりました。

今年の夏を乗り越えた我が家の小さな庭も、ようやく落ち着きを取り戻し、次の春に向けての“理想の庭づくり”をスタートさせるタイミングです。

現状の我が家の庭

今回は、現状の庭(上の写真)をもとに、AIで生成した理想の完成イメージ(下の写真)を目標に、どのように手直しを進めていくかを整理してみました。

AI生成画像

テーマは「バラを主役にした洋風ナチュラルガーデン」。

シンプルながらも、季節ごとの彩りが楽しめる上品な空間を目指します。

現状の庭の特徴と課題

現在の花壇は、左側に花壇スペース、右側に芝生と飛び石という構成です。

花壇にはバラやディコンドラ、斑入りの低木など、素材としてはとても良い植物が揃っています。

ただし、全体として見るとまだ「ラインの整理」や「高さのバランス」に課題があり、植物それぞれの魅力が少し埋もれている印象があります。

また、黒い飛び石が芝に沈んでしまっており、せっかくの動線が見た目に活かされていません。

ここを「見せる通路」に整えるだけでも、庭全体がグッと洗練されて見えるはずです。

目標イメージ:AIが描いた理想の庭

AIで生成した完成イメージを見ると、現状の庭がどれほどポテンシャルを秘めているかがよく分かります。

・レンガ縁取りで花壇のラインが柔らかくカーブしている

・花壇内は高さ・色・質感の異なる植物がリズムよく配置されている

・飛び石が明るい小径風に整えられ、奥の低木まで自然に視線が流れる

つまり、「構造はそのままに、素材を整えるだけで一気に雰囲気が変わる」お手本のような庭です。

現状の土台がしっかりしているからこそ、手直しの方向が明確になりました。

改善ポイント①:縁取りをレンガで統一

まず取り掛かりたいのが、花壇の縁取りです。

現在は木製のミニフェンスを使用していますが、耐久性やデザイン性を考えると、明るめのレンガ調ブロックに変えるのが理想です。

レンガを曲線状に並べることで、硬さのない自然なラインが生まれます。

同時に花壇と芝の境目がはっきりし、手入れもしやすくなります。

改善ポイント②:花壇の構成を「高さの三層構造」に

次に見直したいのは、植物の配置バランスです。

AI画像では、手前に低い花、中央に中丈のグラスやシルバーリーフ、奥に主役のバラが配置されています。

現状の花壇でもこの並びは活かせるため、次のような構成に整えると自然です。

・【奥】:既存のバラを中心にオベリスクで立体感を出す

・【中】:グラス類やディコンドラなど、葉色でリズムをつくる

・【手前】:アリッサムやヒューケラなど、低い花で季節の彩りを加える

この「低・中・高」のリズムを意識すると、奥行きのあるガーデンに生まれ変わります。

改善ポイント③:飛び石を生かした小径づくり

芝生に埋もれている黒い飛び石は、デザインの要です。

AI画像のように、周囲を明るめの砂利(白〜グレー)で縁取ることで、

「歩く小径」から「見せる小径」へと変化します。

特に芝との境界に少しウッドチップを混ぜると、自然なトーンに仕上がります。

また、飛び石の位置を少しずつずらして、軽い“ジグザグ”にすると、動きが出て奥行きが強調されます。

改善ポイント④:照明と鉢植えのアクセント

夜の庭を楽しむために、AI画像にもある小型のガーデンライトを追加します。

奥の斑入り低木を下から照らすだけで、昼間とはまったく違う立体的な雰囲気になります。

さらに、花壇の手前に鉢植えのバラや季節の花を1鉢置くと、視覚の重心が生まれ、庭全体が引き締まります。

来春へのステップ

この冬の間にレンガ縁取りの施工と土壌改良を行い、

春先(3月下旬〜4月)にアリッサムやラミウムなどの低花苗を植え付ける計画です。

4月〜5月にはバラと宿根草が一斉に芽吹き、

初夏にはAI画像のような「バラが主役のロマンチックガーデン」が完成する見込みです。

まとめ

今回のAI生成画像は、単なる理想像ではなく、

「現状の構造を生かした、実現可能な目標デザイン」として非常に参考になります。

今後は、季節ごとに少しずつ植物を入れ替えながら、

“自分らしい四季の庭”を育てていく過程を楽しんでいきたいと思います。

この小さな庭が、毎日の暮らしの中でほっとできる空間に育っていく——

それがこのガーデニング計画の本当の目的です。

           Before                       After
ミケ
ミケ

じゃぁね~ バイバイ~♪

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