パンジーの生育適温は5℃~20℃前後です。4月に入ると20℃を超える日が増えてきました。
そのため日当たりのいいところに置いていたパンジーは徐々に弱ってきてしまいました。さすがに25℃くらいのところに置いているとヤバいですね!
下の写真のようにデロデロ~っとしてしまっています。
この通り、天気の良い日はぐったりしてしまってそろそろ鉢から抜いて、次の花に植え替えるかなぁと考えていました。
ですが、どちらもブランド苗で結構な値段がしたので、もうちょっと楽しみたいと思ってどうにかできないかと考えてみました。
まだあきらめるのは早いよね!
そこで植物を夏越しするときのことを考えてみました。夏越しはできるけど暑さにはそれほど強くない植物を夏越しさせるには、午後日陰になるところへ移動して日中の一番暑い時間帯の日差しを避けてあげるということをすれば良いのかなと。
ということで、これまで日当たりのいいところに置いていたパンジーのドラキュラさんとソワレさんを午後日陰になるところへ移動してみました。
そうしたところ、びっくりするくらいきれいな状態に戻ってくれました。ドラキュラさんはポストしたの日陰になりやすいところ、ソワレさんは建物の東面で午後は日陰になるところです。
ということで、秋-冬-春の花苗を長持ちさせる方法としては、日中の気温が上がる時間帯に20℃を超えないようなところに移動させてあげると苗を良い状態に保てるかと思います。
それから、これからの時期はスミレを主食にする毛虫が出てくるので、消毒などをして対策をしておく必要があると思います。
コイツ『 ツマグロヒョウモンチョウ 』ですね。
コイツは発生するとワラワラといっぱいになってとっても気持ち悪い状態になるので、パンジー・ビオラを長く楽しみたい方は覚えておくといいと思います。
簡単に対策するにはベニカXガード粒剤がいいと思います。このベニカXガード粒剤はまいておくだけでいいのでとっても簡単です。
【2024年追記】
今年はシエルブリエがいまのところまだ元気です。
昨年の教訓から、午後も日が当たるところに置いていたのを、今日から午後日陰になるところへ移動しました。
日陰での写真だからちょっと薄暗い感じで色合いが分かりにくいですが、この時期でもとってもきれいに咲いています。
あと、シエルブリエはとっても強いかもしれませんね。
ローヴ・ドゥ・アントワネットやドラキュラもきれいですが、シエルブリエは優秀でいいですよ~。
じゃぁね~ ばいばい~。