【球根の堀り上げ時期】ラナンキュラスラックスの球根の保存前の処理と保存方法

ラナンキュラスラックスは花が終わった後、植えたままでも夏越しができますが、何もないプランターを半年以上そのまま置いておくのはさみしいですよね。

球根を掘り上げてプランターの土の土壌改良をしておくことで、これからの時期の草花を植えることができるようになります。

ですので、この春ラナンキュラスラックスを植えていたプランターがそろそろ球根を掘り上げてもいい感じになってきましたので、やってみたいと思います。

ちなみに本日は2024年5月19日( 地域は埼玉 )で、このくらいが掘り上げ時期です。

ミケ
ミケ

5月下旬が掘り上げ時期だね。

まずは先週の状態から見ていきます。緑だった葉っぱと茎が茶色く枯れてきました。この状態で茎を引っ張るとまだ抵抗があるので、まだちょっと掘り上げるには早いかなぁという感じでした。

(花が終わったら花茎を切って、下の写真のように葉っぱと茎の部分を残して枯れるまで待ちます。)

5月12日の状態

そしてそれから一週間後の今日の状態ですが、ほぼ全体が茶色く枯れこんできましたので、茎をちょっと引っ張ってみると抵抗なくスッと抜けてきました。

この状態になれば球根を掘り上げるタイミングですね。

5月19日の状態

ちなみに先週から水やりはしていません。球根の掘り上げは土がある程度乾いている方がやりやすいので、枯れこみ具合を見ながら水やりを止めるタイミングを調整すると良いと思います。

このシーズンはプランターいっぱいに球根を植えてしまったので、スコップを入れるのに気を使いました。端の方の土を掘り上げた後は手で球根を探しながら、少しずつ崩していくようにして掘り上げました。

掘り上げるとある程度の塊が出てきますが、少し強引にでもばらしてあげるといいと思います。

根塊は多少折れてしまっても問題ないかなぁと思います。ですが少し引っ張ると割と簡単にバラケてくれるので、この作業は慣れですね。

それで、今年の収穫はこんな感じです。

ラナンキュラスラックスの球根(根塊)

それから土落としの作業は、つまようじの尖ってない方など細めの棒で地道に落としていくといいかと思います。

昨年は大きな塊の状態で水洗いをしてしまったため、球根にカビが生えてダメにしてしまったものもありました。

その教訓から今年は上の写真のようにまずは掘り起した球根をある程度ばらして、この状態で少し乾燥させる予定です。

乾燥した状態を見て水で洗うかどうかを判断したいと思っています。水で洗うとカビるリスクがあるので、洗う場合はカビないように十分乾が必要です。

そして、1週間乾燥したものが下の写真です。これくらい乾燥できればカビの可能性がだいぶ下がったのではないかと思います。

2024年 水洗いなし
2024年 水洗いなし

昨年はここから水で流しながら土を落としてきれいにしましたが、完全にはきれいにならないので、今年はこのまま床下で保存したいと思います。

2023年 水洗い後
2023年 水洗い後

水洗いしないときの心配な点は次の2つです。

  • 土が残っているので虫がわく。
  • 土の湿気からカビが生える。

床下は少し風の通りがあるので、湿気についてはそれほど心配ないと思いますが、虫については何とも言えないですかね。

まぁ、床下なので何もしなくても全く虫がいないわけではないので、ワラワラになることはないだろうと・・・。

最後に、毎年この根塊は増えていくので、小さい根塊は思い切って処分したいと思います。そうしないと毎年毎年増えてしまうので、切りがなくなってしまいます。

たぶんですが、園芸をやっていると捨てられないで色々なものがどんどん増えていくってあるあるだと思います。

なので選りすぐりの根塊で夏越ししたいですね。

お手入れできるのも限度がありますから、ほどほどにしないとです。

ミケ
ミケ

じゃぁね~ ばいばい~。

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