保有株のひとつである GMOインターネットグループ の株主優待のうち、
私が楽しみにしていた 「ConoHaクーポン券」 が廃止されていたことに気づきました。
気づいたのは一昨日。
確認してみると、どうやら2025年2月に発表されていたようで、完全に見落としていました……。
これまでブログでConoHaを利用していたので、この優待廃止は個人的にも少しショックです。
優待目的で保有していた銘柄だったため、
今後は売却して高配当銘柄へ振り分ける方向で検討中です。
GMOインターネットグループは、株主に対して次のような優待を提供していました。
・グループの各種サービス利用料5,000円分(年間2回)
・GMOクリック証券の売買手数料キャッシュバック
・GMOコインにおけるビットコイン付与
つまり、GMO関連サービスを使っている人にとっては、実質利回り3%以上も狙える“お得な優待銘柄”だったのです。
総合利回り(配当+優待)では約5%程となっていました。
しかし2025年6月末を基準日とする株主優待から、
「ConoHaクーポン」などのグループ利用券が廃止されることが正式に発表されました。
加えて、
・GMOクリック証券の手数料キャッシュバックも終了
・新たに「ビットコイン付与制度」へ移行
と、優待制度全体が大幅に再編されます。
つまり「GMOグループのサービスをお得に使うための優待」は、実質的に終了となります。
背景には、GMOクリック証券が2025年9月から株式取引手数料を無料化する方針があります。
手数料キャッシュバック制度が不要になったことで、
優待そのものの存在意義が薄れたのです。
ConoHaクーポンについても、
グループ内での制度簡略化・コスト削減を進める中で廃止されたと見られます。
優待がなくなった今、GMOインターネットグループ株の魅力はどうなるでしょうか。
指標 | 内容 |
---|---|
配当利回り | 約1.3〜1.6%(2025年見込み) |
優待利回り | 実質0%(廃止) |
トータル利回り | 約1%台 |
株主還元姿勢 | 優待廃止→ビットコイン付与制度へ移行 |
優待による「総合利回り5%」の時代が終わり、
配当のみで見ると資産効率はやや物足りない水準になっています。
私自身、もともとConoHaクーポン優待目的でGMO株を保有していました。
しかしこの廃止によって、保有理由がなくなりました。
・優待が廃止された
・配当利回りが1%台と低い
・他の高配当銘柄へ回す方が効率的
これらを踏まえ、私は本日(2025年10月6日 成行:3,530)売却しました。
「優待で得ていた実質利回り」を今後は配当で補う方向に切り替えます。
たとえば、以下のような銘柄を切り替え先として検討しています。
これらであれば配当3〜4%を狙えます。
銘柄 | 配当利回り(概算) | コメント |
---|---|---|
KDDI(9433) | 約3.4% | 通信+金融で安定成長 |
三菱HCキャピタル(8593) | 約3.8% | 金融系で業績安定 |
ニホンフラッシュ(7820) | 約4.4% | 高配当+財務健全 |
セイノーHD(9076) | 約4.7% | 安定物流+高配当 |
東京海上HD(8766) | 約3.4% | 損保ダントツ |
ConoHa優待分(年10,000円相当)なら、
これらへの乗り換えで年間1万円以上の配当も十分に可能です。
優待目的の魅力は薄れましたが、
GMOインターネットグループ自体は「AI・フィンテック・Web3」を柱に成長を続けています。
ただし、
優待株としての立ち位置は終焉を迎えたといえるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
優待廃止 | ConoHa利用券が終了 |
配当 | 約1%台と低水準 |
株価動向 | 優待廃止発表後やや下落し、その後右肩上がり |
判断 | 優待目的なら売却で正解 |
個人的に「ConoHaクーポン廃止」で、GMOを持ち続ける理由は薄い。
今後は高配当株への乗り換えで、優待分のリターンを“現金配当”で補う戦略が妥当かと思います。
やはり優待目的の投資はこんなものかもしれませんね。

じゃぁね~ バイバイ~♪