【 育て方 】グランドカバー ツルニチニチソウを地植えでも増やしすぎない育て方

うちには斑入りのツルニチニチソウがあります。新芽の色合いがとてもきれいなので、ネットの写真で見かけてグランドカバーとして植えたらきれいなんじゃないかなぁと、何となく購入しました。

購入後に調べてみると、『 地植えにはしていけない 』とか『増えすぎ』といった言葉が検索予想で出てきます。

まずいものを購入してしまったかな?とも思ったのですが、せっかく購入したものを処分するのはもったいないので、実験的に花壇に地植えにしてみました。

2019年に購入してから5年ほど経過していますので、これまでの経験から育て方と注意点などを記録しておきます。

購入時の苗

ツルニチニチソウを購入したのは2019年6月です。

苗は小さなポットでしたので、これが植えてはいけない植物と言われているとは分からなかったです。

2019年6月 購入時

写真を見ての通り斑入りの葉っぱがきれいで、これがお店で並んでしたら手を伸ばしてしまいますよね。

生育旺盛

購入してからしばらくは放置状態で育つままにしていました。

下の写真は、地植えにしてから1年くらい経ったものです。ツタがあちこちに伸びて無法地帯のようになっています。

左の写真と右の写真は半月くらい時期が違うのですが、半月だけで結構モリモリ葉っぱが増えています。このあたりが地植えにしてはいけないと言われるところなのかもしれません。

2020年6月初旬
2020年6月下旬

ですが、増え方を見ているとツタが伸びて、伸びたツタの節の部分が土に触れているとその部分が発根して、それを繰り返してドンドン増えていくようです。

そのため範囲を広げたくない場合はツタを切ってしまえばいいのでは? ということで、伸びたら切る、伸びたら切るを続けていました。

切り戻し剪定

下の写真は2023年6月と2024年5月のものですが、どちらも伸びたら切る、伸びたら切る、をこまめにしていけば5年たった今でもこの状態で維持できています。

2023年6月
2024年5月

イメージしている大きさから伸びて過ぎてしまった場合は、ざっくり切り戻してしまえばいいと思います。

私のこれまでの経験では、切るところを特に意識しなくてもこれまで問題はありませんでした。節の上で切るとか全く気にしたことがないです。

それくらいツルニチニチソウは丈夫なので、ザクザク切ってしまいましょう

花が咲かない

花期は3月から5月となっていますが、うちの地域では3月末頃から花を咲かせます。

ですが、2019年6月に地植えをしてから2年くらいは花を咲かせませんでした。これは苗が幼いと咲きにくいのと、うちの場合は植えている場所の日当たりが春先はあまり良くないのが理由のようです。

ツルニチニチソウの花は青い色で、これもとってもきれいでいいんですよね。

また花を見たい場合は、春先から切り戻しをするときに少し注意が必要です。花期が3月から5月頃なので、この時期にバシバシ剪定をしてしまうと、花芽が出るところを切り落としてしまいます。

ですので、そろそろ花期が始まるかなという時期は剪定を待って、花を見てからにするといいと思います。

おわりに

ツルニチニチソウは生育旺盛で地植えしてはいけない植物と言われていますが、これまで5年ほど育ててきた感じでは、地植えにしても特に問題はなさそうです。

こまめに剪定しなくても、気が付いた時に伸びすぎた分を切り戻すことをしていけば、庭一面ツルニチニチソウだらけなんてことにはならないかと思います。

個人的には、木漏れ日の中に斑入りの新芽が見られると、すごくいい感じで写真に収めてしまいます。

グランドカバーのような使い方をしてしまうと大変かもしれませんが、コンパクトに保つともできるので、使い方次第かなというのが感想です。

ミントやドクダミのように地下茎で増える植物ではないので、その点でも扱いやすいと思います。

ミケ
ミケ

じゃぁね~ ばいばい~。

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