武田薬品工業株価下落について　備忘録

昨日（２０２１年１０月６日）から武田薬品工業の株価が下落しています。その原因は経口オレキシン作動薬ＴＡＫー９９４の臨床第２相試験において、安全性シグナルの存在が明らかになったとのことのようです。このため一昨日の終値から３５０円近く下落しています。１０％ほどの下落です。

安全性シグナルとは、「今まで知られていなかったかまたは根拠が不十分でさらに調査・研究を必要とする、医薬品との関連が疑われる有害事象に関する情報」とのことで臨床試験で何かしらの問題が生じたということでしょう。

私が保有している武田薬品工業株は次のような状況です。今年前半に他の銘柄で２００万ほどの売却益が出ていたこともあり、含み損を抱えているよりもここで損を確定させて、納税額を減らすことの方が良いかと思い、３,１７９円で売却し、３,１６２円で買い戻しました。今日の安値が３,１５７円だったので、後から考えると結構きわどい買戻しでした。結局、約１３０万円の損失です。年間では、まだ７０万円ほどのプラスではありますが結構痛いところです。判断の早い人はこの下落を利用して買い増し出来たりするんでしょうが。

銘　柄	口数／株数	取得単価	配当金	簿価利回り
売却前	2,500	3,707	180	4.86
買戻後	2,500	3162	180	5.69

本日の終値は３,２２１円で、買い増しも考えましたがまだまだ下がりそうな感じもあるので、ちょっと追加資金を投入するのは怖いかもしれません。
その他、不安要素としては海外要因で大きなものが今は２つほどあります。米国と中国ですね。利上げと不動産バブルの崩壊（するかどうかも分かりません）が実際どこまで影響があるかは分かりませんが、既に保有しているものはそのままで、追加資金を投入するのはちょっと様子見がいいような気がします。両学長も今は資金を貯めておくことを推奨するということを言われていました。Ｓ＆Ｐ５００も下落傾向に入ってきているので現在は大きく動くことはリスクが高いかもしれません。

明日も引き続き下落するようだとまた判断が必要になりそうです。塩漬け状態になるかもしれないですね。このように毎日株価が下がるとドキドキしてしまいます。やっぱり集中投資は心穏やかでいられない状況があるので精神的にきついですね。