蔵王産業(9986)2026年3月期 決算分析|前期V字回復・普通配当100円安定継続・自己資本比率85.9%の財務優良株

蔵王産業 決算ブログ

2026年5月13日 | 決算分析

蔵王産業(9986)2026年3月期 決算分析

蔵王産業(東証スタンダード:9986)が2026年5月13日に発表した2026年3月期の決算は、売上高・営業利益・純利益すべてで前期を上回る増収増益でした。清掃機器の大幅増収(+21.1%)が全体を牽引し、自己資本比率85.9%・現金保有68億円という財務健全性も高水準を維持しています。普通配当100円に70周年記念配当5円を加えた年間105円の配当も株主還元として評価できます。

📊 2026年3月期 決算ハイライト

指標2025年3月期2026年3月期前期比
売上高(百万円)8,4498,757+3.6%
営業利益(百万円)9111,016+11.5%
経常利益(百万円)9281,042+12.2%
当期純利益(百万円)616718+16.6%
自己資本比率86.6%85.9%△0.7pt

売上高の推移

8,449
2025/3
百万円
8,757
2026/3
百万円
9,310
2027/3予
百万円

※ 2027年3月期は会社予想値

品目別売上高

品目2025年3月期2026年3月期前期比
清掃機器(百万円)1,4691,779+21.1%
洗浄機器(百万円)4,0173,839△4.5%
その他(百万円)2,9633,138+5.9%
合計8,4498,757+3.6%

主要財務指標

指標2025年3月期2026年3月期
総資産(百万円)14,61915,234
純資産(百万円)12,66013,093
自己資本比率86.6%85.9%
現金・預金(百万円)6,0686,884
営業キャッシュフロー(百万円)5141,127

配当の状況

2026年3月期の年間配当は105円(中間50円+期末55円)です。期末55円の内訳は普通配当50円+70周年記念配当5円で、来期(2027年3月期)は記念配当なし・普通配当のみで100円を継続する予定です。会社は75周年(2030年3月期)まで年間100円の安定配当を継続する方針を表明しています。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予)
中間配当(円)50.0050.0050.00
期末配当(円)50.0055.00
(普通50円+記念5円)
50.00
年間配当(円)100.00105.00 ★100.00
配当性向(%)88.151.646.7

★ 期末配当55円の内訳:普通配当50円+記念配当5円(70周年記念)。2027年3月期からは記念配当なし・普通配当のみで年間100円継続予定。

2027年3月期 業績予想

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)前期比
売上高(百万円)8,7579,310+6.3%
営業利益(百万円)1,0161,117+9.9%
当期純利益(百万円)718752+4.7%

事業の特徴と投資評価

蔵王産業は1955年創業の産業用清掃・洗浄機器メーカーです。今期の清掃機器+21.1%は省人化・自動化需要の取り込み成功を示し、来期も増収増益予想を維持しています。

✅ ポジティブ

  • 全指標増収増益・清掃機器+21.1%
  • 自己資本比率85.9%・無借金経営
  • 現金68億円・潤沢な手元流動性
  • 普通配当100円・75周年まで安定継続方針

⚠️ リスク

  • 時価総額小規模・流動性リスク
  • 洗浄機器は天候・建設サイクルで変動
  • 来期は記念配当終了で105円→100円

来期は記念配当がなくなり年間100円(普通配当のみ)となりますが、これは「減配」ではなく「記念配当の終了」であり、普通配当の水準は100円で継続します。

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。

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