秋・冬の万華鏡の魅力 紅葉するアジサイの葉も楽しめます

梅雨の前に鮮やかに咲き誇るアジサイ。その美しい姿に心を奪われた方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなアジサイが、秋から冬にかけてどのように変化していくのか、その魅力についてご紹介します。

アジサイ万華鏡とは

アジサイ万華鏡は万華鏡のような模様の装飾花(ガク)が特徴的なアジサイです。青やピンクの花が八重に咲き、内側から外側に向かってのグラデーションが美しいアジサイです。

下の写真は昨年(2024年)にうちで咲かせたアジサイ万華鏡です。プロの生産者が育てた万華鏡はとてもきれいなブルーをしていますが、素人の私でもこれくらいには咲かせることができます。

2024年6月3日

アジサイ万華鏡は花首部分の茎が細いので、咲かせるままにしておくと花自身の重さで頭が垂れてしまってあまりきれいな状態にはなりません。

そのため、うちではつぼみが上がってきたころに、つぼみ毎に支柱を立てて花を支えるようにしました。その努力の結果が上の写真のように上を向いた状態で花を咲かせることができました。

アジサイ万華鏡は青とピンクの花色が販売されています。ですが、プロの生産者のようにきれいな色を発色させるのはとても難しいです。

昨シーズンは市販の青アジサイの肥料を使ってみたのですが、鉢をコンクリートの上で管理しているせいか少し紫っぽい青の花色となっています。

【初夏】花後剪定後の楽しみ方

アジサイの花は開花から2週間もすれば、見ごろを終えてしまって見栄えが悪くなるので、花後剪定をする方がほとんどだと思います。

アジサイは花がとても華やかなので、花後剪定をしてしまうとその華やかさがなくなってしまうのでとてもさみしい感じになります。

剪定直後は切り口が目立ってしまうので、あまり見た目がよろしくないです。

それから2週間もすると、剪定したところのわきからちょこんと新芽が出てくるので、きれいな若葉の色を楽しめます。

アジサイ万華鏡の葉っぱは一般的なアジサイよりも少し小さめの葉っぱで、鮮やかな色をしているので(私個人の主観ですが)カラーリーフのような観葉植物のような感じで楽しめるのではないでしょうか。

アジサイ万華鏡は秋色アジサイとして楽しむことはできそうもないので、花後剪定をしてきれいな葉っぱの状態にして楽しむことをお勧めします。

【晩秋~初冬】アジサイ万華鏡の紅葉

アジサイ万華鏡の葉っぱもずっと緑だけを見ていると飽きてしまいますが、晩秋から初冬の頃になるとだんだんと葉っぱが色づいてきます。

以降に2024年末から2025年1月のアジサイ万華鏡の葉っぱの色の移り変わりを見ていただければと思います。

2024年12月28日
2025年1月2日
2025年1月11日
2025年1月19日
2025年1月26日

いかがでしょうか。最初の黄色と緑色のグラデーションの葉っぱから徐々に黄色が濃くなって、そこからさらに茶色が入っていく色の移り変わりがいいなぁと思います。(私は)

個人的には最初と最後の写真の葉っぱの色合いが好みです。

少しずつ葉っぱが落ちていきながら黄色い葉っぱに茶色が入ってくるのを見ていると、あぁ~冬だなぁなんて思っています。

まとめ

アジサイは花がとても華やかできれいなため花が終わってしまうと、なかなか見てもらえないような気がします。

ですが、万華鏡は葉っぱをよくよく見てみるととても鮮やかできれいな色をしています。

花が終わるとあまり目立つことはないのですが、初夏から初冬にかけても十分に楽しめる植物ではないでしょうか。

新しい視点でアジサイ万華鏡を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミケ
ミケ

じゃぁね~ ばいばい~。

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