オカムラ(7994)2026年3月期決算—売上3,290億円で過去最高!来期は2期ぶり最高益へ

オカムラ 決算ブログ

働く環境をデザインするオカムラ(証券コード:7994)が、2026年3月期の本決算を発表しました。売上高は過去最高の3,290億円を達成し、来期は経常利益が2期ぶりの最高益となる見通しです。決算のポイントを分かりやすく解説します。

この会社、何をしてるの?

オカムラは、オフィス・学校・病院・商業施設などで使う家具やインテリア設備を作っている会社です。会社で使うデスクやチェア、パーティション(部屋の仕切り)などを設計・製造・販売するのが主な仕事です。「オフィスリニューアル」(オフィスの作業空間を新しく整備する取り組み)の需要の高まりを受け、近年は業績を伸ばしています。

また、物流倉庫の自動仕分け機械(商品をベルトコンベアで自動的に届け先ごとに分ける装置)や、スーパーの食品陳列棚・レジ周辺の設備なども手がけています。1945年創業の老舗メーカーで、東証プライム市場に上場する安定した大企業です。

業績サマリー

項目2026年3月期2025年3月期前期比
売上高3,290億円3,145億円+4.6%
営業利益(本業の稼ぎ)241億円239億円+0.9%
経常利益258億円265億円△2.3%
当期純利益(最終利益)224億円220億円+1.7%
業績比較:前期 vs 当期(億円)2025年3月期(前期)2026年3月期(当期)3,1453,290+4.6%↑売上高239241+0.9%↑営業利益220224+1.7%↑当期純利益出典:株式会社オカムラ 2026年3月期 決算短信
業績比較グラフ(前期 vs 当期)

売上高は4期連続で過去最高を更新し、3,290億円の大台を達成しました。全国的なオフィスリニューアル需要に加え、海外子会社も好調で増収となりました。営業利益・当期純利益も小幅ながら増加しています。経常利益については、海外持分法投資(海外企業への出資分の損益)が減少した影響で、わずかに減益となっています。

注目ポイント①:財務体質が一段と強化された

自己資本比率(全資産のうち自己資金でまかなっている割合)は67.6%と、前期の64.0%から3.6ポイント上昇しました。比率が高いほど借金に頼らない安定した経営であることを示し、67%台は非常に優秀な水準です。

営業キャッシュ・フロー(本業で実際に生み出した現金)は272億円と大幅に改善し(前期は約10億円)、手元現金も319億円に増えました。いざというときの資金余力が充実しています。

注目ポイント②:来期は2期ぶり最高益&増配へ

2026年3月期の年間配当(株主への利益分配)は1株あたり94円(中間45円+期末49円)でした。利益のうち配当に充てた割合(配当性向)は40.4%です。さらに、来期(2027年3月期)は1円増配の95円を予定しています。配当を着実に増やし続けている点は、長期投資の観点からも評価できます。

来期の業績予想では、経常利益が275億円(前期比+6.4%)と、2期ぶりの最高益更新を目指す積極的な計画です。オフィスリニューアル需要は旺盛で、物流システム事業の受注も積み上がっています。資材コストや為替の動向は注視が必要ですが、引き続き増収増益基調を維持できると会社は見ています。

まとめ

オカムラの2026年3月期は売上が過去最高を更新し、財務基盤も強化されました。来期は利益の最高益更新と増配も期待できる状況で、安定成長企業としての姿勢を示しています。働き方改革やオフィスリニューアルの需要を着実に取り込んでいる点は注目に値します。

本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を行うものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA