『お金の貯め方②』固定費を全部洗い出してみた|「払っているのが当たり前」を疑う

ミケ
ミケ

こんにちは、ミケです。

前回の「お金の貯め方①」では、まず家計簿をつけて、自分が何にいくら使っているのかを把握するところから始めました。

家計簿をつける目的は、きれいな数字を眺めることではありません。

見つけたムダを減らして、実際にお金を残すこと。

そこで今回は、その次のステップ。固定費の確認です。

食費を毎日100円ずつ節約するより、毎月自動的に引き落とされている固定費を1,000円減らした方が、一度見直すだけでその効果がずっと続きます。

しかも固定費は、一度契約すると存在そのものを忘れがち。私自身、以前かなり固定費を見直したつもりでした。それでも改めて家計簿を眺めてみると、「これ、まだ必要かな?」「もっと安くできないかな?」というものが出てきます。

今回は、固定費を確認する → 削減できないか検討する → 実際に削減する。この順番で、わが家の固定費をもう一度点検してみます。

固定費は「一度削ったら終わり」ではない

私は以前、固定費をかなり大きく見直しました。主なものは、医療保険・貯蓄型保険・スマートフォン(通信費)などです。当時の見直しでは、合計すると月5万円以上の固定費を減らすことができました。

「これだけ減らしたんだから、もう固定費は大丈夫でしょう」……と思いたくなります。

ところが数年生活していると、新しいサービスを契約したり、料金が値上げされたり、以前は必要だったものを使わなくなったりします。つまり固定費も、放っておけば少しずつ増えていきます。

だから私は、固定費は一度削減して終わりではなく、定期的に棚卸しするものだと思っています。

まずは「毎月・毎年払っているもの」を全部出す

最初から「これは解約!」と決める必要はありません。まずやることは、現在払っている固定費を書き出すだけ。私の場合は、マネーフォワードMEの支出履歴やクレジットカードの明細を確認します。

住まい:住宅ローン/固定資産税/火災保険
通信:スマートフォン/インターネット回線
保険:生命保険/医療保険/自動車保険/その他
サブスク・サービス:動画・音楽/クラウドストレージ/有料アプリ/会員サービス
その他:年会費のかかるカード/定期購入/会費/年払いのサービス

こんな感じで、毎月だけでなく年に1回支払っているものも確認します。

月額300円くらいだと気にならなくても、300円 × 12カ月 = 3,600円。同じようなサービスが5個あれば年間18,000円です。「月額が安いからいいか」ではなく、年間いくら払っているかで考えると、見え方が変わります。

次に「必要・検討・不要」の3つに分ける

固定費を全部書き出したら、私は3つに分けて考えます。

① 今後も必要

生活するうえで必要だったり、金額以上の価値を感じているもの。これは無理に削りません。節約の目的は「何でも解約すること」ではないからです。

② 削減できないか検討

一番大事なのがここ。必要ではあるけれど、「もっと安いプランはないか」「他社に乗り換えられないか」「契約内容が過剰ではないか」「年払いにすると安くならないか」を確認します。

スマートフォンなら、電話番号は必要でも高額な通信プランまでは必要ないかもしれません。保険なら、保険そのものの要否だけでなく、保障額が現在の生活に合っているかまで確認します。

③ 今はもう不要

契約した当時は必要だったけれど、今はほとんど使っていないもの。これは解約候補です。特にサブスクは、「契約していることを忘れている」状態が一番もったいない。一度も使っていない月が何カ月も続いているなら、かなり強い解約候補です。

必要になったら、また契約すればいい。このくらい軽く考えるようにしています。

私が固定費を見るときの4つの基準

固定費を見直すとき、単純に「安い・高い」だけでは判断しません。私は次の4つを考えます。

1.今、本当に使っているか 最近使った記憶がないサービスなら要注意です。

2.払っている金額以上の価値があるか 月1,000円でも毎日使うなら十分価値がある。逆に月300円でも全く使っていなければ不要。金額ではなくコスパを見る。

3.もっと安い代替手段はないか 同じ目的をもっと安く実現できる場合があります。「必要だから払う」ではなく、必要だけど、この会社・このプランである必要はある?まで考えます。

4.解約して困ったら戻せるか すぐ再契約できるサービスなら、やめてみるハードルは低い。逆に同じ条件に戻せない契約は慎重に。固定費削減は、何でも勢いで解約すればいいわけではありません。

削減候補を一覧にする

ここまで確認したら、実際に削減候補を整理します。わが家の場合はこうなりました。

固定費現在判断今後
住宅ローン継続そのまま
Claude(AIツール)18,530円/月見直し下位プランへ変更
ChatGPT3,000円/月継続よく使うので継続
インターネット回線7,646円/月検討乗り換えを今後検討
新聞4,350円/月検討電子版を今後検討

こうして一覧にすると、「何となく節約したい」から、「この固定費を◯◯円減らす」に変わります。ここまで来ると、実際に行動しやすくなります。

今回、実際に削減する固定費

今回の棚卸しで、実際に手をつけたのは1つだけ。Claude(AIツール)の契約プランの見直しです。(他は候補として、引き続き検討していきます)

Claude(AIツール)のプランを見直した

現在:18,530円/月 → 変更後:3,500円/月
月15,030円削減

AIツールのClaudeは、仕事やブログで毎日使う”手放せない固定費”です。ただ、契約していたのは一番上の高額プラン。改めて使い方を振り返ると、そこまでの機能は使い切れていませんでした。

そこで解約ではなく、下位のプランに変更。サービスは今までどおり使いながら、月々の負担だけを大きく減らせました。これが今回いちばん効いた見直しです。

今回の固定費削減額

今回見直したのはClaudeのプラン1つですが、削減額はこのとおりです。

項目月額削減
Claude(プラン見直し)15,030円
合計15,030円/月

年間では、15,030円 × 12カ月 = 約18万円の削減になります。しかも解約したわけではなく、プランを1つ下げただけ。使い勝手はそのままで、これだけ減らせました。固定費のいいところは、一度変更すれば翌月から自動的に支出が減ること。毎日我慢する必要がありません。

月3,000円でも年間36,000円

今回はプランの見直しで大きく減らせましたが、固定費削減は金額の大小より「一度で済む」のが価値です。

例えば月3,000円でも、年間なら36,000円。10年間なら単純計算で36万円です。しかも、そのお金を貯蓄や投資に回せばさらに差が広がっていきます。だから私は、小さな固定費でも、一度の手間でずっと減らせるなら見直す価値があると思っています。

ただし「満足度の高い固定費」は削らない

ここも大切です。固定費削減の記事を書くと「全部削った方がいい」と思われそうですが、私はそうは考えていません。

今回のClaudeがまさにそうでした。毎日使う必需品なので解約はしません。でも、一番上の高額プランは私には過剰でした。「必要なサービス=一番高いプランが必要」ではないんですね。サービスは残す、でもプランは身の丈に合わせる。これが満足度を下げずに固定費を減らすコツだと思います。

毎日の生活を便利にしてくれるもの。趣味を楽しむためのもの。時間を節約してくれるもの。自分が十分な価値を感じているのであれば、それは残していい固定費です。

家計改善の目的は、支出を限界まで減らすことではなく、満足度の低い支出を減らして、本当に使いたいところへお金を回すこと。だと思っています。

まとめ|固定費は定期的に「健康診断」する

今回やったことは、とてもシンプルです。

  1. 固定費を全部書き出す
  2. 「必要・検討・不要」に分ける
  3. 安くできる方法を探す
  4. 不要なものを解約する(今回はプラン変更)
  5. 削減額を確認する

以前かなり固定費を削減していても、時間が経てば家計の中身は変わります。だから固定費も、ときどき健康診断。「昔見直したから大丈夫」ではなく、今の自分に必要か?を基準に定期的に確認するのがいいと思います。

前回の家計簿編で「お金の流れ」を見えるようにしたら、次は固定費。毎日の100円を我慢する前に、毎月自動で出ていく1,000円を見直す。私はこの順番で家計を整えていきます。

次回は、固定費を見直して浮いたお金をどうするのか。「先取り貯蓄・投資」について考えてみたいと思います。

ミケ
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じゃぁね~ バイバイ~♪

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